歯ぎしりが与える影響とは?
- 小顔矯正フェイシャルサロン Peony
- 2月25日
- 読了時間: 2分

こんにちは、小顔矯正フェイシャルサロンピオニーの岡本です。
早速ですが、皆さんの中に
「朝起きた時頭痛がする」
「朝目覚めた時から顎周りが疲れている」「違和感がある」
という方はいらっしゃいませんか?
もし心当たりがある方は、寝ている間に「歯ぎしり」または「食いしばり」をしているかもしれません。
「食いしばり」についてはこれまでも何度か取り上げてきたので、今回は「歯ぎしり」が与える影響について、お話させていただきますね。
歯ぎしりや食いしばりによる力は、体重の2~5倍、場合によっては1トン以上になる
といわれおり、そのため歯や顎、全身の健康にさまざまな悪影響を与えます。
【歯や顎への影響】
・歯の表面が割れたり、歯の根元が割れて抜歯が必要になる歯根破折を引き起こす
・歯の周囲の歯根膜が炎症を起こして噛むと痛くなる
・詰め物や被せ物がすり減ったり、割れたりすることがある
・顎関節症を引き起こす
・顎の筋肉が発達することで顔の変形や歪みなどを引き起こす
・特定の歯に力が集中することによって、エナメル質が剥がれ落ちて知覚過敏の症状が出る
【全身への影響】
・頭痛や肩こり、首の痛み、耳鳴りなどの症状が起こってくる
・腕のしびれ、腰痛、倦怠感などを引き起こす
・睡眠時無呼吸症候群との関連も指摘されており、心筋梗塞を引き起こす遠因ともなる
歯ぎしりによる影響は、歯の摩耗や詰め物の破損、顎関節への負担に加えて、
頭痛や肩こり、睡眠障害など全身にも影響を及ぼすことがあります。
歯ぎしりをしないためには、仰向けで、できるだけ低めの枕で寝るようにしましょう。
うつ伏せや横向きで寝ると歯や歯茎に圧力がかかり、歯ぎしりが悪化することがあります。
【歯ぎしりをしないための寝方のポイント】
仰向けで寝る、枕を低めにする、 柔らかい枕やタオルを使う。
【歯ぎしりを改善するためのその他の対策】
・睡眠の質を改善する
・頬の筋肉をもみほぐす
・噛み合わせを調節する
・タバコやお酒の量を減らす
・寝る直前のPC、スマホの使用を控える
・舌を上あごにぺったりとつけ、口は閉じる
体重の2~5倍もの力が加わっていたら、それは頭痛を引き起こすのもうなづけますよね。
寝る前はリラックスできるように枕の高さなども工夫してみてくださいね。
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